Open Developer Community with Epson ー 誕生から出会い編 ー

デベロッパーと共に社会課題の解決に向けたサービスの創出を加速

セイコーエプソン株式会社(以下エプソン)は、コロナ禍における社会課題解決のため、サービス創出が急務となってきた背景を踏まえ、多様な業種、文化がもたらす技術やアイディア、ノウハウを結集し、その事業化を加速するため、デジタルハリウッド(以下ジーズアカデミー)、日本総合研究所(以下日本総研)と共に、オープンデベロッパーコミュニティを設立することを2020年12月に発表しました。 様々なメディアにも取り上げていただき、スマートシティが目指す安心して快適に生活できる「まちづくり」実現のためにオープンイノベーションを加速してまいります。

コミュニティについては以下のニュースリリースをご参照ください。
デジタルハリウッド、日本総合研究所と共に、デベロッパーコミュニティを設立

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オンラインイベントを開催!

その第1弾の活動として、12月、1月とオンラインイベントを開催いたしました。今回はその2回のオンラインレポートを中心にエプソン、日本総研、ジーズアカデミーからのメッセージについて取り上げてまいります。今後もコミュニティをこの3社でサポートしていきます。今回のこのレポートでは、オンラインイベントでの3社からのメッセージをそれぞれまとめました。

~始まる~

第1回: 「〇〇やってみた」LT大会!2020年12月22日
コロナ禍ということもあり、記念すべき第1回イベントは完全オンラインで実施されました。イベントは参加者に登壇してもらい、やってみたことをLT(ライトニングトークの略称)してもらう形で行いました。

セイコーエプソン株式会社 執行役員 𠮷田
セイコーエプソン株式会社 執行役員 𠮷田

まずはエプソン𠮷田より、コミュニティ立ち上げにあたり、自然に集まれるデベロッパーコミュニティの場を創り広げていきたい、デベロッパーの皆さんから多くの創造性を学び、共感を得ながら新たなイノベーションを生み出し、課題解決への歩みを進めていきたい、との想いを共有しました。

「エプソンは『持続可能な社会、心豊かな生活』の実現のため、イノベーションで社会課題を解決していくことを目指しています。私たちはこれまでモノづくりの事業を続けてきて、多くの技術・商品を世の中に送り出してきました。しかし、この実現には、私たちが作り出すものに加えて課題解決のために多くの仲間とソリューションを生み出していくことが必要です。オープンイノベーションによって世界中のデベロッパーの皆さんと共に、サイバー空間とリアル世界をつなぐ私たちのデバイスの可能性を広げ、課題解決の道筋を見つけたいと思います。」

始まる

また、コミュニティの共同主催である株式会社 日本総合研究所からは、大森様にご登壇いただきました。事業開発のサポートや、ビジネスを進めていくうえでのアドバイスをするとのコメントをいただきました。

イベントのLTでは、「JavaScriptの非同期処理改めて勉強してみた!」、「一人でセキュリティ勉強会をやってみた!」など、一般参加者より多様なテーマでのLTが行われ、登壇者のアウトプットに対して参加者から称賛が送られていました。 エプソンからも、Epson Connect APIの紹介と、社内の勉強会でAPIを使った際の事例を紹介しました。
Epson Connect APIの詳細や、デベロッパー登録は以下をご参照ください。
https://openinnovation.epson.com/developer/

イベント参加者にはOpen Developer Community with EpsonのSlackルームに参加いただきました。参加者同士の情報交換や、運営からのイベント告知にも活用していく予定です。

~広がる~

第2回:「○○(APIなど)を使ってみた」LT大会!! 2021年1月27日
2回目も参加者は完全オンラインでの開催、司会進行はジーズアカデミーの原宿校G’s ACADEMY TOKYO BASEより行いました。
今回も参加者よりLTが行われ、テーマであるAPIについてのLTが行われました。

まずはジーズアカデミー学校長の山崎さんから、Map APIについて紹介いただきました。MicrosoftのBing Mapsの開発者としてMicrosoft MVPを8年連続で獲得している山崎さんですが、Microsoftサービスだけではなく他社サービスも比較してMap APIの全体像について紹介いただきました。

ジーズアカデミー学校長 山崎さん
ジーズアカデミー学校長 山崎さん

一般登壇者からも、Google Books API、YouTube API、クラウドサインWeb APIなどの概要や使い方を、実例を交えて紹介いただきました。

エプソンからは、Epson Connect APIの活用事例ということでTwitter APIと組み合わせた例を紹介しました。

セイコーエプソン株式会社 DX戦略推進部 白鳥
セイコーエプソン株式会社 DX戦略推進部 白鳥

エプソン 白鳥
「APIは単体ではなく組み合わせて使うことで様々なことができます。Epson Connect APIの主な機能はプリントとスキャンですが、リアル世界のインプットとアウトプットのインターフェースになります。APIを使うことでサイバー空間とリアル世界を繋ぐことができるため、いろいろな使い方、可能性があると思っていますので、是非使ってみてください。」

また、2月27、28日に開催されるハッカソンの告知を行いました。
実施されたハッカソンのレポート記事も掲載しておりますので、是非ご覧ください。
https://openinnovation.epson.com/topics/20210331_1/

広がる

最後に、司会をしていただいたジーズアカデミーの菅谷さんよりコメントをいただき、イベントが締めくくられました。
「今回のLT会も個性的な発表が多く集まりました。自分の趣味趣向に全振りした作品から実践的なTipsの紹介、初心者向けからギーク向けまで多様なアウトプットが今月も生まれたのではないかと思います。
これからも、技術力の幅にかかわらず全てのアウトプットを称賛する場になるようなイベントを目指していきます!」

司会のジーズアカデミー 菅谷さん
司会のジーズアカデミー 菅谷さん

2回のオンラインイベントを通して50名以上にご参加いただきました。イベントを通してデベロッパーの方々と繋がることができ、コミュニティも徐々に広がりつつあります。
Open Developer Community with Epsonでは今後も定期的に勉強会やイベントを開催していく予定です。
テクノロジーが好きな人たちが集まり、共に学び仲間になり、課題解決のためのコミュニティとして誰でも参加できる場所にしていきたいと思いますので、是非お気軽にご参加ください。

◎ コミュニティのイベントはconnpassにてお知らせいたします↓
https://g-s.connpass.com/

記載の組織名・所属・肩書き・取材内容などは、すべてインタビュー時点のものです

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