エプソンと一緒に社会課題解決に取り組んでみませんか?

Developer

Epson Innovation Challenge in Korea 2024:教育・知育・K-cultureの未来を変える革新的アイディアが集結!

こちらの記事の概要
  • ソリューション開発とビジネスモデル提案を競うEpson Innovation Challengeが韓国で開催
  • 参加者95名、30チームから生成AIやUGC(ユーザー生成コンテンツ)とEpson Connect APIを組み合わせたソリューション提案が集結
  • 韓国エプソンは今後も韓国やグローバルでオープンイノベーションによるソリューションビジネス創出を目指す

韓国エプソン(Epson Korea Co., Ltd.)は、プログラミングエンジニア養成会社のLikelion社とともに、2024年6月に「Epson Innovation Challenge in Korea」を開催しました。このコンペティションは、教育、E-Commerce、K-Culture分野における顧客価値向上と課題解決を目指して行われました。参加者は、エプソンのクラウドサービス「Epson Connect API*1」を活用し、プリンティング・スキャニングを組み合わせたソリューションの開発やビジネスモデル提案で競い合いました。3週間にわたるこの熱狂的なイベントの様子をお伝えします。

*1 Epson Connectとは
離れたところにいる人たちをデジタルの力で”つなぐ”クラウドサービスです。
インターネット接続されたプリンター・複合機がメールアドレスを持ち、どこからでもプリント・スキャンの利用が可能になります。
*Epson Connectについては、https://www.epsonconnect.com/ よりご覧ください。
*Epson Connect APIについては、https://openinnovation.epson.com/developer/ よりご覧ください。

韓国IT業界の未来を担う情熱に溢れた参加者30チーム、95名が集結!

Innovation Challengeのテーマは「Challenge for Today, Growth of Tomorrow」。このテーマのもと、韓国IT業界の未来を切り開くような斬新なアイディア提案が期待されます!

3週間にわたるプログラミング教育や、ビジネスモデル提案のメンタリングを経て、イベント最終日の6月29日には、2024年時点で韓国一の高さを誇るランドマークタワー・ソウルのロッテワールドタワー SKY31コンベンションセンターでデモデイ(審査会)が開催されました。デモデイには、書類による一次審査を通過した30チーム、総勢95名が参加しました。

参加者は、ソウルから釜山(プサン)まで韓国各地から集まりました。Z世代を中心に、友人同士や家族でチームを組んだり、コミュニケーションプラットフォーム「Discord」を通じて結成したりと、多くの若者が様々なチーム編成方法によって参加するイベントとなりました。

生成AIやUGCを活用した教育・K-Culture・写真文化を革新する先進的なソリューションアイディア登場!

デモデイは午前・午後の2ラウンド形式で行われ、第1ラウンドでは審査員とテーブルを囲み、近い距離で直接フィードバックやメンタリングを受ける機会が提供されました。参加チームは、審査員を務めたIT業界の有識者や優良企業経営者からのアドバイスをもとに、第2ラウンドに向けて提案力を伸ばす貴重なチャンスとなりました。第1ラウンドで選ばれた10チームは、第2ラウンドで審査員と参加者総勢100名を前に発表を行う機会を得ました。

参加チームは、生成AI、音声認識、LLM(Large Language Model、大規模言語モデル)などの最新技術とEpson Connect APIを組み合わせ、教育・K-culture・写真文化を刷新する先進的なアイディアを提案しました。教育分野では、音声認識を活用したぬり絵コンテンツのAI生成や、パーソナライズされた言語学習コンテンツ生成サービス、音声認識AIを使った子どもの成長記録アルバム作成サービスなどが紹介されました。さらにK-Culture分野では、1枚の写真用紙に4枚の写真が配置される4CutPhotoフレームのAI生成や、K-popと言語学習を組み合わせたサービスなど、韓国ならではの独創的アイディアも発表されました。

プリンティング・スキャニング・UGCを組み合わせた斬新なアイディア提案で優勝者が決定!

すぐにでもビジネスになりそうな質の高いアイディア提案のなかから、優勝を手にしたのはチーム「Chillin」。音声認識AIサービスとEpson Connect APIを組合せ、子どもが自由に簡単にキャラクターデザイン作成・印刷できる知育サービスを提案しました。技術的な完成度だけではなく、プリンティングとスキャニングとを上手く組み合わせ、UGCをデジタルで加工・活用できるプロセス開発がチーム「Chillin」の勝利のポイントでした。

チーム「Chillin」のほかにも優秀賞1チーム、奨励賞2チームの計4チームが入賞を果たしました。優勝チームには賞金総額1,000万ウォンが贈られたほか、提案ソリューションの成熟度や適合性を検討した上で、エプソンとのパートナーシップを獲得するチャンスが与えられました。入賞を手にした4チームの皆さん、おめでとうございます!

今回のEpson Innovation Challenge in Koreaには、セイコーエプソン プリンティングソリューションズ事業本部長の𠮷田潤吉、韓国エプソン代表取締役 藤井茂雄、Likelion社ナ・ソンヨン、韓国ソフトウェア産業協会本部長パク・ウンギョン、延世大学コンピューターサイエンス教授 イ・ウォンソクなど、産業界や学会のIT専門家が名を連ねました。

参加者の中には、エプソンにビジネスパートナー提案をするチームもあり、審査員の皆さんもプレゼンテーションの質の高さに驚きを隠せませんでした。コンペティションを主導した韓国エプソンのパク・ソンジェは、今回入賞を逃したチームもエプソンとのビジネス機会が開かれていることを強調しました。
全ての参加チームが、エプソン単体では考えられないような多彩で素晴らしいソリューションアイディアを披露してくれました。コンペティション形式での開催ではありましたが、参加者ひとりひとりの誠意に対して深く感謝しています。

「Challenge for Today, Growth of Tomorrow」 - エプソンと共に進めるイノベーションとは

「2024 Epson Innovation Challenge in Korea」は、“情熱”と“本気”が体現されたコンペティションとなりました。参加者たちは朝から晩まで全力で取り組み、第2ラウンドに進めなかった後も会場に残り、熱気のあるプレゼン発表に拍手を送ってくださった参加者もいました。審査員の皆さんも、すべての発表にじっくりと耳を傾け、真摯なフィードバックやメンタリングを提供してくださり、さまざまなアイディアを有する参加者の皆さんと共に未来を切り開く素晴らしいイベントとなりました。

エプソンは今後も韓国のみならずグローバルで、ひとりひとりのお客さまに寄り添い共に社会を創り上げるオープンイノベーションを推進し、プラットフォームやIoTエッジデバイスの提供をし続けます。今後の活動にもぜひご期待ください。

投稿:セイコーエプソン、韓国エプソン

記載の組織名・所属・肩書き・取材内容などは、すべてイベント時点のものです

おすすめの記事